県中地域 伝統のお祭り
『お祭り』は「祀る まつる」という言葉に由来していて、神仏や祖先への感謝と祈りが込められているそうです。
県中地域にもたくさんのお祭りがあります。
地域に古くから伝わる云われや伝統、地域の方々の思いを、実際に訪れて、感じてみませんか?
戦時中も途絶えなかった慰霊の花火
浅川の花火(浅川町)
開催日:毎年 8月16日
開催地:浅川町民グラウンド、(地雷火)城山公園
毎年お盆の8月16日に開催される、浅川町伝統の慰霊の花火です。
その起源は諸説あり、一説では江戸時代中期からはじまったとされ、福島県内最古の伝統を持つ花火大会と言われています。
仕掛け花火の「大からくり」が町内を練り歩く姿や、浅川町内を見下ろす城山の山肌で炸裂する「地雷火」は他では見られない大迫力の花火です。
名称
浅川の花火
URL
http://www.town.asakawa.fukushima.jp/asakawa_hanabi/
開催日
毎年8月16日
観覧場所
浅川町浅川古語宮字 134 浅川町民グラウンド
交通アクセス
車:あぶくま高原道路玉川ICから20分
(会場周辺は交通規制あり)
鉄道:JR水郡線 磐城浅川駅より徒歩15分
(花火当日は臨時列車あり)
問合せ
浅川町役場企画商工課
電話:0247-36-2815
馬上から矢を射る神事
古殿八幡神社例大祭 笠懸・流鏑馬(かさがけ・やぶさめ)(古殿町)
開催日:毎年10月 第2日曜日とその前日
開催地:古殿八幡神社
「笠懸・流鏑馬」とは、疾走する馬の上から矢を的に射る武術です。
古殿八幡神社には、今から約800年前の鎌倉時代、源頼朝から領地を授かったことを記念して奉納された神事として始まったとされます。
ここに伝わる「笠懸・流鏑馬」は、鐙(あぶみ)を使わず、細い棒を綱に結んだものに足をかけるため、日々の鍛錬に加えて高い技術が求められます。
現在は福島県の重要無形民俗文化財にも指定されています。
名称
古殿八幡神社例大祭 笠懸・流鏑馬(かさがけ・やぶさめ)
URL
https://www.town.furudono.fukushima.jp/kanko-dentou-bunka/see/event/hachiman/249/
開催日
毎年 10月第2日曜日とその前日
観覧場所
古殿町山上古殿38 古殿八幡神社
交通アクセス
車:あぶくま高原道路 玉川ICから40分
鉄道:JR水郡線 磐城石川駅よりタクシーで30分
問合せ
古里・夢・ふるどの実行委員会(古殿町商工会)
(古殿町商工会 0247-53-2465)
(古殿町産業振興課 0247-53-4620)
同じ場所(松明通り)でも開催される火祭り、高さ10mの松明は慰霊の灯
松明あかし(須賀川市)
開催日:毎年11月 第2土曜日
開催地:五老山(翠ヶ丘公園)、松明通り
430年以上の伝統を誇る火祭りです。
伊達政宗率いる軍が須賀川城を攻め落とした合戦で、命を落とした多くの兵たちの霊を弔うために始められたとされています。
長さ10m、重さ2t、20本もの松明をおよそ150人の若衆が担いて街を練り歩き、五老山に立てて火を灯します。
松明太鼓が鳴り響くなか、山肌は赤く幻想的な炎に包まれます。
名称
松明あかし
URL
https://www.city.sukagawa.fukushima.jp/kanko_sukagawa/kanko_event/taimatsu_akashi/index.html
開催日
毎年11月 第2土曜日
場所
須賀川市愛宕山5(翠ヶ丘公園内)、松明通り
交通アクセス
車:東北道須賀川ICから10分(会場周辺は交通規制あり)
鉄道:JR東北本線 須賀川駅より徒歩15分
問合せ
須賀川市文化交流部観光交流課
電話:0248-88-9144
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